歩行者天国



大手筋商店街は12時から20時までの間、車両通行止になります。自転車も押して通行頂けるようご協力お願いいたします。



アーケード・交通規制の歴史

(文面は大手筋百年より)

●昭和32年

当時役員会に於いてアーケード建設計画を議論、役員諸氏が京都環境局長に面会し、当時の市議会諸氏にも協力を求め運動したが、大手筋が幹線道路であるという理由にて至難との結論に至った。



●交通規制とアーケード建設計画

現在大手筋が最も推進している事業は、交通規制とアーケード建設計画である。



(イ)アーケードの必要性

 アーケードの必要性は今さら云うべくもないが、この光栄ある歴史を有する大手筋に、近代的商店街整備として最も重要なアーケードが存在しない事は、現在一流商店街は云うに及ばず、地方都市の末端商店街にさえ既設する現実を考えるとき、顧客によって成立つ商店街が、顧客の利益を無視していると云われても致し方の無い事と思われる。

 この問題は多年の懸案として過去十数年間、役員、組合員の非常なる努力にも拘らず、未だ解決され得ない事は、アーケード建設最大の障害、都市計画拡張予定線が昭和初期に計画、決定された前時代的な行政に拘らず、戦後二〇余年経過した今日に於て未だ効力があるという、誠に理解出来得ぬ現象によるものなのである。

 他都市商店街では続々認可、建設が実施されている事実を考え合わす時、これが関係当局の保守性、マンネリ化に問題があるとするならは、果して民主行政かどうか疑問にさえ感じられるのである。

 この問題は現時点に於ては、すでに過去のものであってしかるべき性質のものであり、早くから楽しいショッピングセンター大手筋として晴雨に拘らず顧客に愛され、親しまれつつ発展途上にある商店街を見出して当然といって良いであろう。

 勿論、アーケードが商店街の発展、すなわち各店の発展の条件の全てではないが、アーケード建設に重大なる関心を持つ交通規制問題を考えるとき真に顧客の利益と各店の発展の一大条件である事は誰しも疑う余地の無い事実であろう。



(ロ)交通規制の必要性

 日に日に悪化する大手筋の交通事情は、今やすでにその限界を越え、商店街としての大手筋は最早や、重要幹線自動車道路としての大手筋に変貌しつつある事は、四月に実施された大手筋の通行者と通行車輌の調査によってでも明らかである。

 商店街として、当然多くて然るべき通行者数の約半数四、〇〇〇余台(午前九時〜午後九時)がこの巾七mの狭い道路一杯に通行者を追いたて、けちらかし、列をなして行き過ぎる現状である。

 最近、大手筋に買物に出て来る顧客数が減少したのではないかという事がよく云われるが、伏見周辺に於けるショッピングセンターや商店街の充実もさることながら、大手筋の交通激増も一因を為している事も大いに考えられるのである。

 勿論、商店街としての性格上、各店も仕入、販売に関連して事柄の必要を大とするが、商店街発展のため、真に顧客の安全と利益を考え、楽しいショッピングセンターならしむる為には、いたずらに行き過ぎるだけの車輌の多きを何としても、くいとめねはならないのである。その目的のため多くの不便と犠牲を受ける事は非常に忍びがたき事ではあるが、人命尊重、事故防止の社会問題として、大手筋自身がやらねは果して誰がやってくれる問題であろう。

 これら交通規制とアーケード建設計画は、大手筋の商業人として何としてでもやり遂げなければならない宿命的な事業と考えられ、次の時代の後継者の為にも、激動する現代に生き残る為にも、商店街自身が政治的センスを身につけ、あなたまかせで、ただだまって下を向いて、もくもくと働けば良いという因循な生き方を今こそ改めねばならない時が来たと云って過言ではないであろう。

 それが最近の日曜日の如く、車輌の迂回によって楽しさ満喫の顧客のショッピングにつながるのなら、如何に商店街団結が重要であり、政治的感覚が必要であるか痛感せざるを得ないのである。


(ハ)交通規制とアーケード建設促進事業経過

昭和四一年七月 伏見警察署長と面談、交通規制陳情石山理事長以下五名
(アーケードが建設されるなら車輌は当然通行止になるとの回答)
昭和四一年七月 伏見消防署長と面談、アーケード建設につき協力方、申し入れ 石山理事長以下五名
昭和四一年七月 アーケード促進委員会発足 河原井清委員長以下八名
昭和四一年八月 京都市建設局路政課森下係長と面談 石山理事長以下三役全員 (全面通行禁止が先決、アーケードはそれから、都市計画線撤廃も必要との回答)
昭和四一年八月〜一一月 アーケード促進委員、京都、大阪、大津のアーケード既設商店街、研究、視察
昭和四一年一一月 臨時総会に於て全員賛成によりアーケード準備積立金開始
昭和四一年一二月 伏見選出市会議員三氏に、アーケードに本腰を入れるにつき顧問に就任依頼、快諾を得る 石山理事長以下六名
昭和四二年五月 市当局者と第一回正式会談
於 第一銀行階上ホール
市 側 建設局長、路政課長、経済局長、
三市会議員、伏見区長、
伏見警察署長、伏見消防署長
商店街側 石山理事長以下理事全員

(よく検討して善処する旨回答)

初代アーケード

昭和46年に初代アーケードが完成しました。京阪伏見桃山駅から雨の日も濡れずに買い物ができるようになりました。電動開閉式のアーケードでした。このアーケードは平成8年まで大手筋商店街のシンボルでした。
写真はアーケード完成記念行事の一つであった阿波踊りの風景です。

●昭和49年の大手筋商店街
全店共通の看板でした。

●初代アーケード取外し直前売出し
平成8年初めの写真です。桃山湯や、おやかまっさんの看板も見られます。おやかまっさんは平成4年に完成しています。

●初代アーケード取外し
アーケードのない大手筋商店街です。この時は初めて青空商店街となりました。

取り壊される前のアーケードです。
このアーケードが取り壊され、1年後には現在のアーケードが出来ました。


ソーラーアーケード
21世紀へ、環境に人にやさしい
400mの快適空間。
美しい、新しい賑わい通り、ソーラーアーケードの商店街誕生!


ソーラー博士
ソーラー博士が案内する
伏見大手筋商店街
ソーラーアーケード
● 博士、ソーラーアーケードのソーラーって何ですか?

 ソーラーとは太陽の光エネルギーを太陽電池で電気エネルギーに変えて、電気の形で利用する太陽光発電のことなんじゃ。エネルギー源は太陽の光だから無限、空気も汚さないし安全だね。雨の日などは蓄えた電気を使うんだ。つまり、大手筋商店街のアーケードは小さな発電所というわけだ。

●畳160枚分の太陽電池
 アーケードには大小パネル状の太陽電池が使われていて、その広さは263m2、畳約160枚分に相当する。でも重量は約60kgと軽く、子ども2人分の体重がアーケードに乗っている程度のものじゃよ。またドーム型のアーケードの真上には直径9mのパラボラアンテナ状のソーラーパネル「ソーラームーン」があり、遠くからソーラーアーケードがわかるようになっている。いわばシンボルのようなものなんじゃよ。

●1時間に60W電球約500個分

 総発電量は1時間で最大30kWというから、60Wの電球約500個分に相当するね。年間約2万7000kW、アーケード内の照明や夏場の冷房の電源として利用され、余った電力は電力会社に売るので、発電した電気はムダにならない。また、発電量はアーケード内3カ所にある電光掲示板に随時表示していてソーラー発電の働きが一日でわかるようになってるんじゃ。

●アーケードは400mのドーム型
 ソーラーアーケードの長さは約400mのドーム型。いちばん高い所は約12m、従来78本あった電柱を取り、アーケードの上に電線を通したことで、すっきりとした空間になったんだね。また、アーケードを支える柱の数も28本と少なくなり、見通しがよく開放的な雰囲気に生まれ変わったんじゃよ。

●愉快なアーケード
 商店街の東の入口には太陽電池で動く「ソーラー時計」があり、近畿労働金庫大手筋支店には、時間になれば、伏見ゆかりの人物キャラクターが飛び出すあなじみのカラクリ時計「おやかまっさん」、自然光の入る陽だまりスペースには「キラキラモビール」が吊されている。商店街の西の入口には「ハミングバード」があり、卵が割れ中から出てきたフクロウやオウム、ダチョウなど時刻を知らせてくれる。「おやかまっさん」も「ハミングバード」もみんなソーラーで動くんだよ。商店街全体が楽しみながら買物ができる愉快な空間だね。

●光あふれるアーケード
 天井にガラスなど透明素材を使ったドーム型のアーケードは、まるで光の中を散歩しているみたいだね。アーケード内2カ所に天窓があり、自然光が入る「陽だまりスペース」となっていて、ゆったりとした気分で買物ができるんだ。アーケード内の夜の照明は川の流れをイメージしたもので、ライトアップが美しい。ファサードの夜景はファンタスティックな夜空を再現している。夜はまた違った顔をみせるアーケードなんじゃよ。

●人にやさしいアーケード
 天井裏に空調設備があり、冷気は高さ4m、22本のアーケードの梁の送風口から送られてくるから夏も快適だ。これらの電力はすべて太陽発電でまかなわれている。またソーラー蓄電池システムで停電時も明かりが確保されるから安心。人にやさしい安心機能が考えられているんだね。

 どうだね、ソーラーアーケードのある大手筋商店街は、環境に、人にやさしい商店街だってことが理解してもらえたかな?

●ソーラーアーケード
右と左下はソーラーアーケード工事中の写真。右下は夜のソーラーアーケードの写真 (おまけ)



ソーラーパネル

アーケード上の電柱

伏見桃山城

ソーラームーン

ソーラームーンを下から望む

PV接続箱

消火補給水槽

PHSアンテナ